結果を出している経営者をより幸せに!幸せに!

 

 

30年以上前の日本の親の多くは、子供に対し、

 

「人に迷惑をかけずに生きなさい」

 

と言って、育てていました。

 

そして何より「自立」が大切だと、幼い頃から口を酸っぱくして教えていました。

 

そうやって育てられた子供のほうが、むしろ「自立」するのが遅くなります。

 

この事実は、近年の発達心理学の実証データで既に明らかになっています。


他人との特別に親しいつながり

 

産まれてから9歳から10歳までの子供に対しては、躾と同時にスキンシップ溢れる愛情をたっぷり注いだほうが、子供の自立は早いのです。

 

過去記事参照:子育てにハグは必要不可欠

 

このことはヒトに限らず、サルなどの霊長類にも言えることです。

 

産まれてからすぐに母親から隔離されて育ったサルは、抑うつ的で社会性がなく、集団の合図にも無反応で問題解決能力が欠如するという、心理学の実験データがあります。

 

幼少期の子供だけでなく、実は成人した人間も「他者との特別に親しいつながり」を必要とする動物なのです。

 

このことは人間にとって、食う・寝るのと同じで、命に関わるくらい重要なことです。

 

互いに自立した関係ではなく、相互に依存しあえる存在と良好な関係を築ける人こそ、社会的に自立しやすいのです。

 

イギリス人の女性心理学者であるスー・ジョンソンは、この事実を自著で膨大な実証データを用いて証明しています。

 

心理学の世界では、第二次世界大戦前後までの

 

「成熟とは自立を意味する」

 

「幼い頃から自立心を養う」

 

といった論理から、

 

「効果的依存」の愛着理論に大転換しています。

 

21世紀も17年が経過して、この大転換が子育てや夫婦関係において、ようやく一般化した感があります。

 

スー・ジョンソンの専門分野は夫婦関係ですので、彼女の実績と学説は別の機会で紹介します。

 

夫婦関係の修復という、私からすれば世の中で一番難解と思える問題に、学者として真摯に取り組む姿勢は「尊敬」の一言に尽きます。

 

彼女の情熱がもたらす「実績」には、ただただ圧倒されるばかりです。

 

 

子育てに話を戻せば、幼少期から無理矢理独りで自立させるような環境で育った子ほど、自立が遅くなります。

 

一昔前の流行語である「パラサイトシングル」や「ひきこもり」は、その典型例です。

 

こういう人は「相互に依存しあえる存在と良好な関係」を築けませんから、結婚しても離婚する確率が高くなります。

 

「人に迷惑をかけるな!」

 

と幼い頃から言われていれば、この結果は当然ですよね。

 

「効果的依存」を禁じられて育つのですから、社会とのコミュニケーションや「他人との特別に親しいつながり(夫婦関係)」ができなくて当然です。

 

一番の迷惑行為

 

一口に「迷惑」といっても種類があります。

 

物質面で言えば「金銭」です。

 

精神面で言えば、これはもう、たくさんありますよね。

 

では、子供にとって一番の迷惑行為は何でしょうか?

 

 

親からの肉体的虐待は「犯罪」ですから、「迷惑」の範疇を超えています。

 

これに対して、ネグレクトは精神的虐待ですが、法律上はグレーゾーンです。

 

子供に対しての直接の行為ではなく、親同志が無自覚にする行為で、子供が一番「迷惑」に感じる行為は何でしょうか?

 

 

それは夫婦喧嘩です。

 

 

「夫婦喧嘩は犬も食わない」という諺がありますが、これはそもそも仲の良い夫婦を前提としています。

 

子供は、自分の両親が仲が良いかどうかは、敏感に察知します。

 

「犬も食わない」程度の喧嘩なら、子供だってそう大して気にはしないのです。

 

ところが、激しい口論やDV、逆に氷のように醒めきった冷戦は、子供にとって「迷惑」以外何ものでもありません。

 

無自覚に「自己否定感」を感じるのです。

 

父親の怒鳴り声や、母親の金切り声を耳にする度に

 

「自分は産まれてこないほうが良かった。喧嘩の原因は自分にある」

 

と何の根拠もなく、感じるのです。

 

 

3歳以下で、こんな状況に頻繁に置かれると、確実に情緒不安定となります。

 

脳が海馬から感情を司る機能を形成中の段階なので、神経にダイレクトに作用します。

 

その状態で感情機能が発達すると、親の夫婦喧嘩に対してより神経過敏になります。

 

そして喧嘩が起こるたびに「産まれてこないほうがよかった」と、自己否定してしまうのです。

 

 

こんな環境で成長して思春期を迎えると、子供は親をシニカルに見てしまいます。

 

普通の思春期の子供より、かなりシビアに親を見てしまうのです。

 

たとえその親が、どんなに苦労していたとしても。

 

親という「特別に親しいつながり」のある他者をシニカルに見てしまうのは、自己否定感の表れなのです。

 

そして、こういう親ほど子供に対して

 

「人に迷惑をかけるな!」

 

言って、育てるのです。

 

それ以前に、生命の危険を感じるような精神的「迷惑」を子供に与えているのにも関わらず。

 

 

こういう親の言う迷惑とは、マナーや礼儀もありますが、大抵は金銭面です。

 

「私はいろいろ欠点はあるけど、他人様にお金の面で迷惑をかけていない」

 

「子供にも人並み以上の生活をさせるために、頑張っている」

 

 

子供はそもそも、小学校に入るくらいまでは、自分が産まれた家が経済的に裕福か、そうでないかはわかりません。

 

それよりも自分が愛されているかどうかが、一番の関心事なのです。

 

 

こういう環境で両親が仕事に精を出し、幼少期から独りぼっちの状態に置かれると、自分が愛されているかどうかがわからなくなります。

 

どんなに経済的な恩恵を受けても、それがそもそも恵まれていることかどうかもわかりません。

 

 

夫婦追随で起業して頑張っている家庭、または共稼ぎでそれなりに裕福な家庭の子供というのは、程度の違いはあれ、この傾向があります。

 

結果どうなるかというと、以下の3つのパターンになります。

 

@ 両親のしている仕事を無意識に憎む。

 

A お金を無意識に憎む。

 

B 逆にお金に対して異常な執着心を持つ。

 

 

@のパターンだと、両親の経営している会社がどんなに成功していても継ぐ気になりません。

 

継いだところで、仮面を被っている状態ですから、ビジネスが上手くいったとしても満足しないのです。

 

常に虚無感を感じて、生きているのです。

 

また共稼ぎのパターンでは、両親のどちらかの仕事を無意識に軽蔑します。

 

 

Aのパターンでは、お金を散財します。

 

自分が愛されなかった(自己否定感)原因はお金だと思っていますから、無意識にお金を憎んでいるのです。

 

 

Bのパターンの人は、典型的なテイカーとなるか、自閉症になったりします。

 

いずれにせよ、対人コミュニケーションが苦手な人が多いです。

 

テイカーについては、過去記事参照:関わっていはいけない人

 

 

上記@とAについては、昨今の中小企業の後継者問題の根っこにある部分です。

 

特に@とAの傾向がある人は、自分でビジネスをしても上手くいきません。

 

短期的な成果は上げれても、長期的な結果を出すことはできません。

 

どんなに優れたマーケティング理論を実践したとしても、それ以前のメンタルに問題があるからです。

 

ピーター・セージの言葉どおり、

 

「ビジネスはメンタルが8割、戦略2割」です。

 

過去記事参照:ビジネスはメンタルが8割

 

過去記事参照:子育てにハグは必要不可欠

 

 

結局、「特別に親しいつながりのある他人(夫や妻)と良好な関係」を築けてないと、子育ては成立しないのです。

 

お金のために仮面夫婦でいようが、離婚して自立して生きようが、同じ結果を子供も成人してから繰り返すのです。

 

 

実は私は、上記@とAの典型例の人間だったのです。

 

私自身、今も過去のトラウマが完全に消えていませんが、心理学との出会いにより、ずいぶんとラクに生きれるようになりました。

 

私があなたのビジネスを、あなたにとってより最適に、かつ家庭との良き両立を望んで今の仕事をしているのは、心理学で言うところの「自分自身のトラウマを癒す行為」なのです。

 

多くのカウンセラーやセラピストが、自身のトラウマが癒えた体験により、その職業を選んでいます。

 

私は女性経営者専門のアドバイザーですが、この仕事を選んだ動機は、カウンセラーやセラピストと同じなのです。

 

 

 

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